広島は13日、阪神との試合（甲子園）に3－7で敗戦。これで5連敗となり、阪神と入れ替わり3位転落となった。

　先発の大瀬良大地は1点リードの2回、二死満塁のピンチで近本光司に押し出し四球を与え同点に追いつかれると、4回には近本光司の適時打、小園のエラーなどで勝ち越しを許した。広島投手陣は5回・6回・7回と阪神打線の勢いを止めれず計7失点を喫した。

　13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、広島の勝負を分けたプレーとして、4回裏に一死一塁から木浪聖也の打球をショート・矢野雅哉がファンブル（記録は安打）した場面に着目。

　番組に出演した笘篠賢治氏は「矢野のファンブルですけど、この場面は下位打線に対して1アウトが取れた状態で（一塁に）ランナーがいる。ここで2アウト目を確実に取って9番・髙橋と勝負することができていたら、失点する確率は減るんですよ」と話し、

　続けて「2アウト目を確実に取らなきゃいけない場面なのに、ダブルプレーを欲張ってしまった。だからこういうミスが起こってしまう。『次の打者は誰だろう』、『誰と勝負すれば良いんだろう』ということを考えれば、慌てる必要は全く無かったんですね。このミスから負けに繋がったんじゃないかと思うので、もったいないですね」とコメントした。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』