ニュース 2024.10.02. 07:34

ロイヤルズがオリオールズとのWCS第1戦で完封勝利 首位打者ウィットJr.が決勝打、先発ラガンズは6回無失点8Kの快投

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先制適時打を放ったボビー・ウィットJr.
● オリオールズ 0-1 ロイヤルズ ○
<現地時間10月1日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>

 アメリカン・リーグのワイルドカード1番手ボルティモア・オリオールズ、同2番手カンザスシティ・ロイヤルズによるワイルドカードシリーズが開幕。初戦はロイヤルズが完封勝利を収めた。

 ロイヤルズ先発、今季11勝の左腕コール・ラガンズは元サイ・ヤング賞右腕バーンズと一歩も譲らぬ投手戦を展開。スコアレスの5回裏、一死から7番ウリアスを左中間への飛球に打ち取るも、左翼手MJ・メレンデスが目測を誤り二塁打。さらに安打で一死一、三塁と先制のピンチを背負ったが、9番マキャン、1番ヘンダーソンを連続三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 5回終了までわずか2安打に抑え込まれていた打線は6回表、一死からマイケル・ガルシアが四球と盗塁、内野ゴロの進塁で二死三塁とチャンスメイク。この試合チーム初めての得点圏を迎えると、ア・リーグ首位打者ボビー・ウィットJr.が均衡を破る先制適時打。この1点が決勝点となった。

 ラガンズは6回まで無失点。1点リードの8回裏には、3番手左腕クリス・ブビクが二死一、二塁のピンチを招き、守護神ルーカス・エルセグが前倒しで登板。今季44本塁打の3番サンタンダーを二ゴロに打ち取って火消しを果たし、回跨ぎで4アウトセーブに成功。9年ぶりのポストシーズンで白星スタートを切った。

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