CSファーストステージ第1戦
● 日本ハム 0 － 2 ロッテ ○
＜10月12日　エスコンF＞

　CSファーストステージ第1戦は3位のロッテが完封勝利。リーグ王者・ソフトバンクが待つファイナルステージ進出に王手をかけた。

　CS初勝利を狙う先発の佐々木は初回、1番・淺間に四球を与えるも、バッテリーを組む佐藤が淺間の二盗を阻止。2番・清宮にも四球を与えたが、後続をキッチリと封じ無失点スタートを切った。

　立ち上がりは制球に苦しんだものの、2回以降は修正し安定した投球。4回と5回は先頭打者の出塁を許したものの、いずれも併殺を奪いゼロを重ねた。6回以降も快調にゼロを重ね8回112球、5安打無失点、9奪三振2四球の好投。9回は鈴木が先頭の清宮を空振り三振に仕留め、残る二人を守護神・益田がキッチリと封じた。

　打線は4回、7番・中村奨が先制の左越えソロを放ち「打ったのは真っすぐです。エスコン初ホームランがこのクライマックスシリーズで打てて良かったです！」とコメント。7回は5番・ポランコの中越えソロで2点目を加え、頼りになる助っ人は「真ん中付近に狙いを定めてたで。狙い通り打てたわ。パワー！」と話した。

　今季3勝9敗と大きく負け越した敵地・エスコンFで会心の完封勝利。8回無失点の先発・佐々木はCS初白星を手にした。