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ロッテは18日から沖縄本島での練習試合が始まる。
18日に行われるヤクルトとの練習試合で先発予定の田中晴也は「とにかくまずはやってきたことで自分のボールをとにかく投げる。その中であとは試合になったら打者との勝負なので、そこは正々堂々としっかりと自分のピッチングができたらいいなと思います」と意気込めば、田中晴と共に先発ローテーションの枠を争う5年目の中森俊介は「真っ直ぐで押していくスタイルは変えずに。あとはイニングが増えていきますけど、1回を3人でまずは切ることが一番なので、どんな形であろうと無失点に抑えて、まずは結果にこだわってやっていこうと思います」と誓った。
リリーフの競争も熾烈だ。2年ぶりの50試合以上の登板を目指す坂本光士郎は「左バッターを抑えることが一番のアピールだと思いますし、その中でストレートもそうですけど、強い球をしっかり投げないと、僕らアピールしていく立場なので、そこはストレートの強さ、左バッターを抑えるっていうのをアピールしていきたいなと思います」と意気込み、20年から3年連続40試合以上に登板し今季は完全復活を目指す小野郁は「しっかり投げれることと、怪我も気にせずに投げてるっていうのをアピールして、1年間戦えるように結果を残してやっていきたい」と決意を述べた。
近年はロングリリーフで存在感を示す中村稔弥は「練習試合、オープン戦では、自分がやってきたことをしっかり出したい。僕の立場的には結果を残さないといけないんで、結果にはこだわりながら自分でもやってきたつもり。そこをしっかり出していければなと思います」と、練習試合から結果にこだわっていく。
野手陣の注目は外野手のポジション争いだろう。石垣島春季キャンプでは山口航輝、西川史礁、山本大斗の右の長距離砲外野手3人が、同じ組で打撃練習を行なった。山口は「まず打つことが大事。長打だけでなく、結果を求めて頑張りたい」と話せば、西川は「毎日練習してやってきたことを次はオープン戦でしっかり自信を持ってやるだけだと思うので、しっかりと自信を持ってやれるように」と石垣島春季キャンプで取り組んできたことを実戦の舞台で披露する。山本は「長打力、個人でも力入れることなく今までやってきていることを意識してバットで示したいと思いますと」と宣言した。
石垣島の春季キャンプでは誰よりも毎日バットを振った愛斗は「誰よりも絶対振っていると思うので、そこは自信を持ってやるべきことを誰よりもやっている。後悔ないように頑張ります」と自信を見せ、“代走の切り札”からの卒業を狙う和田康士朗は「守備、走塁はもちろん一番アピールしないといけないところですけど、バッティングでアピールしないと僕の立場変わらないと思うので、バッティングを積極的にアピールしていきたい」と静かに闘志を燃やした。
内野のポジション争いも熾烈だ。セカンド、ショートのどちらかでレギュラーを獲りたいと話す小川龍成は「自分の持ち味を出して、自分らしさが出るようにやっていきたいなと思うので、一番は守備で信頼を得てバッティングでもヒットを打つことも目標にやっていますけど、いろんな作戦面だったり粘り強さだったりとか、他の人ができないところもしっかりアピールするポイントだと思うので、そこもしっかり意識してやりたいなと思います」と持ち味を発揮していく考え。
サードのレギュラーを狙う上田希由翔は「バッティングだと思うので、バッティングでアピールできるように頑張りたいと思います」と打つことで存在感を示すつもり。ルーキーの宮崎竜成は「打てるところをしっかりアピールしていきたいと思いますし、守備と走塁も同じく走攻守のレベルの高さをアピールしたいと思います」と走攻守全てで魅せていく。
内野のユーティリティプレーヤーの茶谷健太は「出たとこでしっかり結果残せるようにというのは変わらない。本当にどうなるかってわかんないんで、とにかく1試合1試合1打席1打席大事にしてやっていきたいです」と危機感を見せれば、現役ドラフトで今季から加入し茶谷と同じ内野のユーティリティプレーヤーの石垣雅海は「1打席、1打席結果を残すだけ。もっと打てるように色々頑張っていきたい」とバットでアピールしていく。
捕手の競争も見ものだろう。昨季打率リーグ4位の“打てる捕手”佐藤都志也が故障で離脱し、経験豊富な田村龍弘は都城春季キャンプでシーズンに向けて準備する。若手の松川虎生、寺地隆成、立松由宇の3人にとっては大きなチャンスだ。
松川は「もう4年目なので、結果を出さないと一軍にいられない」と話せば、寺地は「打撃でアピールしていかないといけないと思うので、そこを重視してやっていきたいと思います」と打撃で他の捕手との違いを出していきたい考え。新人の立松は「いろんなポジションを経験したことを活かしつつ、バッティングが飛ばす能力はないと思うんですけど、芯に当てるのは得意な方だと思うので、そこをアピールできたら」と捕手だけでなく、16日の楽天モンキーズ戦ではファーストでも出場するなど、複数ポジションを守れる強みを活かしていく。
投手、野手共に熾烈な競争を勝ち抜き、開幕一軍、その先の一軍で居場所を誰が掴んでいくのかーー。チーム内の競争レベルが高まれば、その分選手層は厚くなり、チーム力が上がり、リーグ優勝が見えてくる。選手たちには、首脳陣が誰を使おうか頭を悩ます、ハイレベルな競争を練習試合から見せてほしいところだ。
取材・文=岩下雄太
18日に行われるヤクルトとの練習試合で先発予定の田中晴也は「とにかくまずはやってきたことで自分のボールをとにかく投げる。その中であとは試合になったら打者との勝負なので、そこは正々堂々としっかりと自分のピッチングができたらいいなと思います」と意気込めば、田中晴と共に先発ローテーションの枠を争う5年目の中森俊介は「真っ直ぐで押していくスタイルは変えずに。あとはイニングが増えていきますけど、1回を3人でまずは切ることが一番なので、どんな形であろうと無失点に抑えて、まずは結果にこだわってやっていこうと思います」と誓った。
リリーフの競争も熾烈だ。2年ぶりの50試合以上の登板を目指す坂本光士郎は「左バッターを抑えることが一番のアピールだと思いますし、その中でストレートもそうですけど、強い球をしっかり投げないと、僕らアピールしていく立場なので、そこはストレートの強さ、左バッターを抑えるっていうのをアピールしていきたいなと思います」と意気込み、20年から3年連続40試合以上に登板し今季は完全復活を目指す小野郁は「しっかり投げれることと、怪我も気にせずに投げてるっていうのをアピールして、1年間戦えるように結果を残してやっていきたい」と決意を述べた。
近年はロングリリーフで存在感を示す中村稔弥は「練習試合、オープン戦では、自分がやってきたことをしっかり出したい。僕の立場的には結果を残さないといけないんで、結果にはこだわりながら自分でもやってきたつもり。そこをしっかり出していければなと思います」と、練習試合から結果にこだわっていく。
野手陣の注目は外野手のポジション争いだろう。石垣島春季キャンプでは山口航輝、西川史礁、山本大斗の右の長距離砲外野手3人が、同じ組で打撃練習を行なった。山口は「まず打つことが大事。長打だけでなく、結果を求めて頑張りたい」と話せば、西川は「毎日練習してやってきたことを次はオープン戦でしっかり自信を持ってやるだけだと思うので、しっかりと自信を持ってやれるように」と石垣島春季キャンプで取り組んできたことを実戦の舞台で披露する。山本は「長打力、個人でも力入れることなく今までやってきていることを意識してバットで示したいと思いますと」と宣言した。
石垣島の春季キャンプでは誰よりも毎日バットを振った愛斗は「誰よりも絶対振っていると思うので、そこは自信を持ってやるべきことを誰よりもやっている。後悔ないように頑張ります」と自信を見せ、“代走の切り札”からの卒業を狙う和田康士朗は「守備、走塁はもちろん一番アピールしないといけないところですけど、バッティングでアピールしないと僕の立場変わらないと思うので、バッティングを積極的にアピールしていきたい」と静かに闘志を燃やした。
内野のポジション争いも熾烈だ。セカンド、ショートのどちらかでレギュラーを獲りたいと話す小川龍成は「自分の持ち味を出して、自分らしさが出るようにやっていきたいなと思うので、一番は守備で信頼を得てバッティングでもヒットを打つことも目標にやっていますけど、いろんな作戦面だったり粘り強さだったりとか、他の人ができないところもしっかりアピールするポイントだと思うので、そこもしっかり意識してやりたいなと思います」と持ち味を発揮していく考え。
サードのレギュラーを狙う上田希由翔は「バッティングだと思うので、バッティングでアピールできるように頑張りたいと思います」と打つことで存在感を示すつもり。ルーキーの宮崎竜成は「打てるところをしっかりアピールしていきたいと思いますし、守備と走塁も同じく走攻守のレベルの高さをアピールしたいと思います」と走攻守全てで魅せていく。
内野のユーティリティプレーヤーの茶谷健太は「出たとこでしっかり結果残せるようにというのは変わらない。本当にどうなるかってわかんないんで、とにかく1試合1試合1打席1打席大事にしてやっていきたいです」と危機感を見せれば、現役ドラフトで今季から加入し茶谷と同じ内野のユーティリティプレーヤーの石垣雅海は「1打席、1打席結果を残すだけ。もっと打てるように色々頑張っていきたい」とバットでアピールしていく。
捕手の競争も見ものだろう。昨季打率リーグ4位の“打てる捕手”佐藤都志也が故障で離脱し、経験豊富な田村龍弘は都城春季キャンプでシーズンに向けて準備する。若手の松川虎生、寺地隆成、立松由宇の3人にとっては大きなチャンスだ。
松川は「もう4年目なので、結果を出さないと一軍にいられない」と話せば、寺地は「打撃でアピールしていかないといけないと思うので、そこを重視してやっていきたいと思います」と打撃で他の捕手との違いを出していきたい考え。新人の立松は「いろんなポジションを経験したことを活かしつつ、バッティングが飛ばす能力はないと思うんですけど、芯に当てるのは得意な方だと思うので、そこをアピールできたら」と捕手だけでなく、16日の楽天モンキーズ戦ではファーストでも出場するなど、複数ポジションを守れる強みを活かしていく。
投手、野手共に熾烈な競争を勝ち抜き、開幕一軍、その先の一軍で居場所を誰が掴んでいくのかーー。チーム内の競争レベルが高まれば、その分選手層は厚くなり、チーム力が上がり、リーグ優勝が見えてくる。選手たちには、首脳陣が誰を使おうか頭を悩ます、ハイレベルな競争を練習試合から見せてほしいところだ。
取材・文=岩下雄太