清宮シフトも

春季東京都高校野球大会3回戦
○ 早稲田実業 9 － 4 岩倉 ●

7日、神宮第二球場で春季東京都高校野球大会の早稲田実業－岩倉戦が行われた。

早実の主将・清宮幸太郎は、『3番・一塁』で先発出場し、5打数2安打、打点はなし。高校通算80本塁打は初戦の2回戦・中大付戦に続き、お預けとなった。

なお、対戦各校の守備陣が敷いてくる清宮シフトについて、清宮は「シフトは見ていないし、自分はあまり気にしていない」とコメント。

また今大会、清宮の打撃の状態が上がらないことに、清宮の後を打つ下級生で、岩倉戦でソロ本塁打を放った4番の野村大樹（2年）は「ネクストから見ていると、いつもとは違うフォームかな、と。アッパースイングになっていると思います」と分析。

清宮の1学年下ながら、試合以外の練習中にも指摘することがあるそうで、「気づいたら、自分、言っちゃうんで」と話していた。

【清宮幸太郎の打席詳細】
第1打席：投ゴロ
第2打席：三飛
第3打席：右飛
第4打席：一塁内野安打
第5打席：左越二塁打

岩倉戦を終えての清宮のコメント

Q 今日の試合を振り返って
清宮「相手も岩倉高校ということで、そう簡単にはいかないと思っていました。粘り強く、均衡しても慌てることなく進めようと話していました。序盤はそういう展開になっていたので、いい勝ち方ができたかなと思います」

Q 序盤に失点して焦りは？
清宮「バントで1個取られたりしましたけど、1個ずつアウトを取ると今日は課題にしていました。そんなに慌てることはなかったです」

Q ご自身の打席成績を振り返って。
清宮「良くはないと思います」

Q 調子をあげるきっかけは掴めた？
清宮「よければ結果として出ると思うので…」

Q どのチームも向かってくると思いますが、その辺は感じましたか？
清宮「今日もブラスバンドの応援もいましたし、向こうも元気があったので、自分たちの応援も頑張ってくれました。その力もあって勝てたかなと思います」

Q 清宮選手に5人のシフトを敷きましたが？
清宮「面白かったです。（そういう経験は）なかったです」

Q 野村選手などがホームランを放って意識した部分は？
清宮「いやいや、そんなことはないです。自分が打てない分、下級生のみんなが頑張ってくれました。全然焦りとかはなかったですし、嬉しかったです」

Q 今度は自分が打とうという気持ちは？
清宮「もちろんあります」

Q 次戦に向けて意気込みをお願いします。
清宮「ここをしっかり乗り越えたので、しっかり勝って次に繋げたいと思います」

（提供＝ニッポン放送ショウアップナイター）