プロ7年目の今季は昇格なし
日本ハムは27日、浦野博司投手(31)が今季限りで現役を引退すると発表した。浦野は球団を通じて、「度重なる怪我や不調により思うようなプレーができなくなり、一軍の戦力になれないと思い引退を決断しました」とコメントを発表した。
浦野は浜松工高から愛知学院大、社会人のセガサミーを経て、2013年のドラフト2位で入団した右腕。ルーキーイヤーは7勝を挙げるなど先発として活躍したが、2年目以降は故障にも悩まされて登板機会が減少。
2018年には本格的にリリーフ転向し、36試合に登板して、7セーブ9ホールド、防御率2.16の好成績を残すも、今季はファーム20試合(21回2/3)で0勝0敗、防御率4.15の成績。ここまで一軍登板の機会はなかった。
浦野投手・コメント全文
7年間ファイターズでプレーできて本当に幸せでした。
思い描いていたプロ野球人生ではなかったですが、たくさんの方の支えがあって、ここまで野球を続けることができました。
度重なる怪我や不調により思うようなプレーができなくなり、一軍の戦力になれないと思い引退を決断しました。
今までプレーさせてくれた栗山英樹監督、コーチ、裏方さん、トレーナーさん、何よりチームメートのみなさん、本当にありがとうございました。
そして、どんな時でも温かい声援を送ってくれたファンの皆様、本当に感謝の思いしかありません。
7年間、本当にありがとうございました。
▼ 浦野投手・プロフィール
投 打:右投右打
身長体重:179センチ/70キロ
生年月日:1989年7月22日
経 歴:浜松工-愛知学院大-セガサミー-
日本ハム(13年D2位~20年)
[通算成績]
100試合 267回 防御率3.88
18勝13敗7セーブ16ホールド
奪三振率6.94 与四球率2.73 WHIP1.30