【CSファイナルステージ第1戦】
○ オリックス 1 － 0 ロッテ ●
＜11月10日　京セラD大阪＞

「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージが10日に開幕。第1戦はオリックスが制し、優勝アドバンテージを含めた対戦成績を2勝0敗とした。

　オリックスはレギュラーシーズンで最多勝（18）、最優秀防御率（1.39）、最多奪三振（206）、最高勝率（.783）の主要タイトル4部門を総なめした先発・山本が快投。序盤は4イニング中3度、先頭打者の出塁を許したが、後続を落ち着いて退けゼロを並べた。

　中盤以降は盤石の内容。5回から5イニング連続で3者凡退をマークし、4回途中から18打者連続アウトを記録。9回126球、4安打無失点、10奪三振無四球の完封劇で、これで15連勝で終えたレギュラーシーズンに続き自身16連勝とした。

　打線は初回、2つの四球で二死一、二塁の好機を作り、5番・T－岡田の右前適時打で先制。2回以降は追加点を奪えなかったが、エースが虎の子の1点を守り抜いた。