● 西武 2 － 4 ロッテ ○
＜11回戦・ベルーナドーム＞

　連敗を止めたロッテは再び貯金1。4位ながら5連敗を喫した首位・ソフトバンクとのゲーム差は「3」に縮まった。

　ロッテは両軍無得点で迎えた5回、3番・中村奨が左翼ポールを直撃する6号2ランを放ち先制。6回以降も西武内野陣のミスにつけ込み2点を追加した。

　先発の本前は初回から毎回ランナーを出したものの、5回4安打1失点と粘り3勝目（1敗）。6回以降は小野、東條、オスナが1イニングずつゼロを刻み、9回は益田が1点を失ったものの21セーブ目（0勝1敗）で締めた。

　本前の3勝目をアシストした中村奨は、「ランナーを進めようという気持ちが最高の結果になった。ファウルにならないように祈ってました」と決勝弾を振り返り、敵地で10安打を記録した打線については、「みんな少しずつ調子を上げてきていると思う。ピッチャーはずっと頑張ってくれているので、野手陣でもっともっとピッチャーを盛り上げられるよう頑張りたいと思います」とさらなる援護を誓った。