● 中日 2 － 6 ヤクルト ○
＜24回戦・バンテリンドーム＞

　ヤクルトはバンテリンドームでの今季最終戦を逆転勝ちで飾り、再び貯金20。優勝マジックを自力で減らし、リーグ2連覇へ前進した。

　ヤクルトは3回に2点を失うも、直後の4回に6番のドミンゴ・サンタナが相手先発の松葉貴大から15号3ランを放ち逆転。5回には2番で起用されたパトリック・キブレハンが左越え適時二塁打を放ち加点し、試合終盤にも追加点を挙げて突き放した。

　投げては中7日で先発した石川雅規が6回途中まで4安打2失点でまとめ、2番手の石山泰稚はイニング跨ぎの好リリーフ。終盤2イニングは清水昇とスコット・マクガフの必勝リレーで逃げ切り、石川に7月7日・巨人戦以来の白星となる通算183勝目が記録された。

　三冠王と日本選手最多56本塁打の期待がかかる村上宗隆は四球、右安打、申告敬遠で3出塁。終盤の2打席は連続三振に倒れ、3打数1安打1得点の成績だった。

　なお、この日は2位・DeNAが横浜スタジアムでの巨人戦に1－2で敗れたため、マジックは一気に2つ減り「4」。最短で9月23日・DeNA戦（神宮）にも2年連続9度目のリーグ優勝が決まる。