石田は「トライアウト」明言
楽天は19日、育成契約の森雄大投手(28)、石田駿投手(25)、マーキ選手(27)、釜元豪選手(29)と、2023年シーズンの育成再契約を結ばないことを発表した。
森は2012年のドラフト1位で入団し今季がプロ10年目。2年目の14年にプロ初勝利を手にしたものの、その後は度重なる故障に悩まされ20年から育成契約に。今季はファームで9試合に登板し防御率2.89をマークしたが、4年ぶりの一軍マウンドには届かなかった。
また、19年育成ドラフト3位のマーキと、20年育成ドラ1の石田も支配下昇格ならず、昨季ソフトバンクを戦力外となっていた釜元は2年連続での戦力外通告となった。
4選手が球団を通じて寄せたコメントの全文は以下の通り。
コメント
▼ 森雄大投手
星野さんに獲っていただいて、星野さんのもとで初勝利をあげられたことが一番記憶に残っています。
最近はずっと苦しかったですね。特にここ三年は苦しかったですが、今はスッキリした気持ちです。
今後の予定は特に決まっていませんが、トライアウトは受けない方向です。
時間を置いてゆっくり考えたいと思います。
長い間大変お世話になりました。
▼ 石田駿投手
二年間という短い期間で一年目からなかなかうまくいかないことが多く、二年目の後半にようやく状態も上がってきていたので、もう少しやれたんじゃないかなという思いもあり、今は悔しい思いしか残っていないです。
トライアウトは受ける方向で考えていますので、まずはそこに向けてしっかり練習を続けていければと思っています。
短い間ではありますが応援いただきありがとうございました。
▼ マーキ選手
石井監督に一軍キャンプに呼んでいただいたり、三木監督には試合でたくさん使っていただいたなかで、結果が出せず目標を達成できなかったので悔しい気持ちがありますし苦しかったです。
それでもたくさんの応援をいただいたファンの皆さんには感謝しかないですし、たくさん背中を押していただきました。
トライアウトを受けるかどうかはまだ決められていないですが、今後も野球を続けたいという気持ちはありますので時間を作ってしっかり決めていきたいと思います。
▼ 釜元豪選手
昨年戦力外を受けた立場でしたが拾っていただいて一年でもプレーする機会をいただいて楽天イーグルスには感謝の気持ちです。
東北にきてほぼ二軍での生活ではありましたが、ここでしか出会えない方々や先輩・後輩・監督・コーチに出会えたこともいい経験になりました。
今後はまだ全然決まっていないのですが、まずは家族と話をしてしっかり決めていきたいと思います。
短い間ではありましたがお世話になり、ありがとうございました。