● DeNA 5 － 11 楽天 ○
＜2月21日　アトムホームスタジアム宜野湾＞

　楽天は21日、沖縄・宜野湾で行われた練習試合でDeNAに勝利。13安打・11得点、本塁打3発と活発な打線がDeNA投手陣を打ち崩した。


　試合が動いたのは初回、「2番・遊撃」でスタメン出場の茂木栄五郎が三塁打で出塁すると、続く「3番・二塁」で出場の浅村栄斗がバックスクリーンに叩き込む2ラン。いきなり2点を先制する。

　続く3回には、「9番・左翼」で出場の小郷裕哉がソロ。5回には、途中出場の黒川史陽が満塁弾を放ち、9－0とリードを広げた。

　その後、DeNA打線に得点を奪われるも、9回には渡邊佳明の三塁打などで追加点をあげ、11－5で勝利。渡邊佳は途中出場ながら猛打賞の活躍をみせた。


　投手陣では、先発した藤平尚真が5回を無失点に抑えた。

　立ち上がり打者6人に対し完璧な投球を見せると、続く3回には味方の失策もあって二死満塁のピンチを招いたが、ここは粘り強い投球で切り抜ける。

　その後の4回・5回も無失点に抑え、この日は5回を投げて63球、被安打3の好投。開幕ローテーション入りに向け、素晴らしい投球を披露した。