● 阪神 4 － 8 巨人 ◯
＜4回戦・甲子園＞

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神－巨人戦』で解説を務めた掛布雅之氏が、阪神・佐藤輝明が、今後巨人のエース・戸郷翔征との対戦が優位になるのではないかと言及した。

　2回の第1打席、四球を選ぶと掛布氏は「これだけ（戸郷が）一発を意識しているということですよ。それを佐藤自身がわかっているかどうかなんですよ。それを分かりなさいということなんですよね。戸郷君が怖がっているわけでしょう。自分で受け止めてボールを見極めていかなきゃいけないですよね」とコメント。

　続く5回の第2打席には戸郷から今季第1号となる一発。掛布氏は「素晴らしい当たりでしたね。ほぼ完璧ですね」と振り返った。

　6回の3打席目も3ボール1ストライクから5球目のストレートが外角に外れ、この日2つ目の四球を選ぶ。掛布氏は「（戸郷が避けたと）それを感じていいんですよ、バッターは。それを感じないといけない。完璧に逃げているじゃないですか。今後、戸郷君に対してすごく優位に（佐藤が）打席に入れる。この四球は自分で感じなきゃダメですよ。見下ろすぐらいの気持ちで。だから、アウトの内容をよくすることが大切なんです」と自身の見解を述べた。

（提供＝MBSベースボールパーク）