● 日本ハム 0 － 5 ヤクルト ○
＜3回戦・エスコンF＞

　ヤクルトは投打が噛み合い今季の交流戦初勝利。1分けを挟み5月16日の巨人戦（静岡）から続いていた連敗をようやく「12」で止めた。

　組み替えた打線が機能した。初回、今季初スタメンとなった3番・川端の二塁内野安打などで一死一、二塁の好機を作ると、続く4番・村上が左前適時打を放ち先制。3回も一死から川端が内野安打で出塁し、続く村上が5年連続2ケタ本塁打となる10号2ランを左翼席へ運んだ。

　7回は二死二塁から1番・山田の四球、2番・青木の中前打で満塁とし、続く川端の猛打賞となる中前適時打で日本ハム先発・加藤貴をノックアウトした。8回は7番・オスナの中犠飛でダメ押しとなる5点目。3安打1打点をマークした「3番・川端」が起爆剤となり、計11安打で先制、中押し、ダメ押しと理想的に加点した。

　投げては先発・サイスニードが、7回95球、3安打無失点の快投で4勝目（2敗）。5点リードの8回以降は清水、田口の勝ちパターンで完封リレーを飾り、敵地で歓喜のハイタッチを交わした。