● DeNA 2 － 6 阪神 ○
＜19回戦・横浜スタジアム＞

　3番・右翼で先発出場した阪神・小野寺暖が、岡田彰布監督の起用の期待に応える2安打1打点の活躍で勝利に貢献した。

　初回の第1打席、先発・左の石田健大からレフト前に運ぶと、0－1の6回一死二塁の第3打席、上茶谷が2ストライクから投じた3球目の高めのストレートをライトフェンス直撃の適時三塁打を放った。

　この適時打に同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－阪神』で解説を務めた大矢明彦氏は「小野寺を岡田監督が代えずにそのまま打たせたところに大きなポイントだと思いますね。2ストライクからでしたけど、まさかと思われるような高めのボール球を手に出していきましたが、うまく上からバットを被せて貴重な1点でしたね」と振り返った。

大矢氏は試合後にも小野寺について「こういう大事なシーズンの終盤になって優勝しようかというチームの3番を任されてこれだけ活躍できたというのは、小野寺本人も手応えを感じられていると思いますね」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）