○ オリックス 6 － 4 楽天 ●
＜21回戦・京セラD大阪＞

　楽天は投手陣が踏ん張れず逆転負け。借金は再び3となり、上位とのゲーム差を詰めることはできなかった。

　楽天打線は初回、4番・浅村がリーグトップタイの24号2ランを左中間席へ運び先制。2－2の同点に追いつかれた直後の4回は6番・阿部の左前適時打で再び1点リードを奪った。

　しかし、先発の荘司は4回までに3失点。3回と4回はいずれも二死無走者から失点し、試合を振り出しに戻された。荘司は6回、一死から一、二塁のピンチを招き降板。火消しを託された2番手・安樂が満塁から中犠飛を許し3－4と逆転された。

　それでも1点を追う8回表、5番・岡島の中前適時打で4－4の同点。ところがその裏、4番手の宋が2点を失いこれが決勝点となった。楽天は敵地で粘りを見せたが、この日は投手陣が振るわず再び借金3。4番手の宋に今季初黒星（2勝）が記された。