● ロッテ 1 － 10 ソフトバンク ○
＜25回戦・ZOZOマリン＞

　ソフトバンクは同率で並んでいたロッテに大勝。再び貯金1とし、パ・リーグ単独2位に浮上した。

　ソフトバンク打線は2回、4番・近藤が24号ソロを左翼席へ運び先制。1－1の同点に追いついかれた直後の5回は、高卒3年目の7番・井上がプロ初アーチなる1号ソロを左翼席中段へ運び再びリードを奪った。その後も好機を作り、3番・柳田の押し出し四球、続く近藤の左犠飛で2点を追加。井上の一撃で打線が活気づいた。

　7回は中前打で出塁した1番・周東が、足でロッテ野手陣をかき回し本盗で5点目。その後も代打・川瀬の中前2点適時打などでダメ押しとなる4点を加えた。

　先発の和田は3回まで無失点。4回は先頭からの連打で無死二、三塁のピンチを招いたが、内野ゴロの間による1失点で凌いだ。続く5回も連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、9番・和田、1番・平沢を連続三振に仕留めるなど後続をピシャリ。負けられない試合で5回5安打1失点、8奪三振無四球と好投した。

　6回以降は甲斐野、藤井、又吉、椎野が1イニングずつ無失点リレー。5回1失点とゲームメイクした和田は7勝目（6敗）を手にした。