投手の柱として今井に高い期待
NPBエンタープライズは24日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の代表メンバーを発表。西武からは今井達也、隅田知一郎、佐藤隼輔の3投手と古賀悠斗の4名が選出された。
阪神に並び最多の4選手が選出された西武だが、中でも投手部門で3人の選出があったのは12球団で最多。中でも今季自身初の10勝を挙げた今井は井端弘和監督から「もっと上を目指せるピッチャー」と評され、投手陣のキーマンとして高い期待を寄せられている。
また隅田も2年目の今季は先発ローテーションの一角を担い9勝を挙げ、1勝に終わった昨季のリベンジを果たした姿を見せている他、佐藤隼も貴重な左のリリーフとして47試合に登板し19HPをマーク。古賀も100試合出場でリーグトップの盗塁阻止率.412をマークしている。
選出について、今井は「率直にうれしく思います。短期決戦になりますので、自分の投球内容よりも、チームの勝利が優先されると思います。チームの勝利に貢献できるようがんばります」と代表での活躍を誓った。
隅田は「選出していただき大変光栄ですし、うれしく思います。若い世代が集められたチームですので、自分も若々しくはつらつとプレーしたいです。登板の機会があったら、打者に向かっていく攻めのピッチングをお見せできれば、と思います」と意気込みを語った。
同じくリリーフ起用が見込まれる佐藤隼は「選出していただき、身が引き締まる思いです。中継ぎ投手として選んでいただいたのだと思いますので、短いイニングにはなりますが、しっかりゼロでつなぎたいです。自分の持ち味である力強い真っすぐで相手打者を抑えたいです」とコメント。
また古賀は「選出を聞いて、まず一番はとても驚いたのですが、光栄に思います。誰もが選んでもらえるわけではない貴重な体験だと思いますので、この機会にたくさんのことを経験し、吸収したいです。今シーズン、盗塁阻止率でいい数字を残すことができましたので、盗塁を刺して肩をアピールできれば、と思います」と強肩を活かしたプレーに拘りを覗かせた。
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」は来月11月16日(木)から19日(日)に渡り開催される予定。初戦はチャイニーズ・タイペイを相手に東京ドームで19時からプレーボールとなっている。