オープン戦
● 楽天 1 － 6 オリックス ○
＜3月13日・静岡＞

　オリックスは計13安打6得点。開幕一軍を目指す選手たちが揃ってアピールした。

　若手中心のオリックス打線は3回、楽天先発・田中将に対し、先頭の7番・佐野皓が中越え二塁打でチャンスメイク。一死後、9番・福永の左前打で一、三塁とし、1番・渡部の右前適時打で先制した。

　5回は育成契約の8番・木下が、豪快ソロを右翼席中段に叩き込み2点目。8回は代打・池田の左前適時打、6番・野口の右前適時打で2点を加えたあと、佐野皓が2点適時二塁打を左翼線へ運び6－0とリードを広げた。

　佐野皓は2本の長打で2打点を挙げ、5番に入った太田と9番・福永はマルチ安打をマーク。途中出場した池田や山足も快音を響かせ計13安打を記録した。

「ブルペンデー」となった投手陣は、先発したドラフト5位・髙島（王子）と2番手の同6位・古田島（日本通運）が揃って2回無失点と好投。5回以降も現役ドラフトで中日から加入した鈴木やドラフト7位の権田（TDK）が1イニングずつゼロを刻むなど、7投手の継投で楽天打線の反撃を1点に抑えた。