ニュース 2024.06.13. 06:50

好調小笠原が初回4失点で中日連勝ストップ…野村氏・館山氏「本塁打は防げた」と相次ぎ苦言

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中日・小笠原 慎之介 [写真=萩原孝弘]

二死から4連打の苦しい立ち上がりに野村氏「小笠原クラスなら何とかしなければ」


 3連勝とカード勝ち越しを狙う中日は12日、日本ハムとのカード2戦目で0-7と完敗した。中日先発は、今季防御率1.73と抜群の安定感を誇る小笠原慎之介。しかし小笠原は初回、二死から3番水谷瞬と4番マルティネスの連続安打で一・二塁のピンチを招くと、5番田宮裕涼に先制の適時打を許す。さらに6番万波中正に第8号3ランを浴び、4失点と苦しい立ち上がりとなった。その後は無失点で投球を続けたが、7回は1番郡司裕也に第6号ソロを打たれた後、水谷の打球が足に当たるアクシデントも重なり、7回途中・10安打5失点でマウンドを降りた。

 4・5月は9試合先発でQS率100%と好投を続けていた小笠原。まさかの乱調に12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも苦言が相次いだ。

 野村弘樹氏は「調子は決して良い方ではなかったかもしれないが、とにかく初回だけだった。田宮の安打まではしょうがないが、万波の内角直球が中に入って打たれた本塁打は防げた」と指摘。「二死からの四連打は、小笠原クラスの投手なら何とかしなければならなかった。初回は反省だと思う」と苦言を呈した。

 館山昌平氏は「立ち上がりは難しいが、四球ありきで攻めていく場面も必要だったと思う」と分析。特に「打順が5番、6番と下がっていく中で、万波にカウント1-2から長打を打たれてしまった所が、小笠原からしたら防げたのではないか」と打順を踏まえた上での慎重な投球を求めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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