ドームの看板を直撃するほどの特大ホームラン

　巨人が連敗ストップ。中盤に追い付かれるも底力を見せた。

　序盤に3点の援護をもらった先発の菅野智之は、気迫のこもった投球で試合を作る。しかし、6回に一発を浴び1点を返されると、ピンチを招いて降板。高梨雄平に代えるも適時打を打たれ、同点にされる。それでも直後の攻撃、先頭打者の岡本和真がレフトスタンドへ特大の23号ソロホームラン。四番の意地の一振りですぐさま勝ち越しに成功する。7回には吉川尚輝がダメ押しの適時三塁打を放ち3点をリード。継投は7回から勝ちパターンを投入し、安定感のある無失点リレー。守護神の大勢は三者連続三振で最後を締めた。なお、他球場の結果により上位3チームのゲーム差の変動なし。

　15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では勝ち越しの一発を放った岡本和真にフォーカス。解説者として出演した館山昌平氏は「直前に菅野智之投手を降ろして、継投で同点に追い付かれた直後だったので。チームとして絶対相手に流れを渡さないぞという一発。見事でしたね」と場面に着目し称賛。

　さらに、同じく解説者の坂口智隆氏は「本当に綺麗な放物線で、打った瞬間というところで。場面も“ザ・四番”のところで打ってくれますよね」と合わせて打球の放物線にも言及し称賛した。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』