2019年以来の地元復帰
現地時間6日、テキサス・レンジャーズがFAのクリス・マーティン投手(38)を1年契約で獲得したことを発表した。
マーティンは2005年のドラフトでロッキーズに入団し、2014年にMLBデビュー。2016年から日本ハムに加入すると、52登板で19ホールド21セーブ、防御率1.07の活躍を収め、球団10年ぶりの日本一に貢献した。2017年も日本球界でプレーし、2018年にレンジャーズでMLB復帰。2021年にはブレーブスで自身初のワールドシリーズ制覇を経験した。
2022年はカブスとドジャースに所属して自己最多となる60試合に登板。2023年からレッドソックスに加入し、同年は55登板で4勝1敗、23ホールド3セーブ、防御率1.05とキャリアハイの好成績を残した。昨季は45登板で3勝1敗、15ホールド2セーブ、防御率3.45を記録。9シーズン通算369登板で106ホールド14セーブ、防御率3.38をマークしている。
今年6月で39歳になるマーティンは、レンジャーズが本拠を構えるテキサス州アーリントン出身で、州内の高校・大学を卒業してプロ入り。地元球団でキャリア最終盤を過ごすと見られている。