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初回2失点も、再登板後は好投
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手(33)が現地時間2月28日に行われたドジャースとのオープン戦に先発登板。3回途中2失点の投球で今季初登板を終えた。
新天地でのデビュー戦を迎えた菊池だったが、花巻東高校の後輩・大谷翔平に先頭打者本塁打を浴び、いきなり先制点を献上。さらに2番ベッツ、3番エドマンの連打から一死一、三塁とピンチを招くと、5番マンシーの中犠飛で2点目を失った。続く6番キケ・ヘルナンデスを四球で歩かせ、再びピンチを迎えたところで降板が告げられた。
初回を投げ切れず2失点を喫した菊池は、オープン戦ルールにより2点リードの2回裏から“再登板”。8番ロハス、9番パヘスを連続三振に仕留めた後、大谷を遊飛に打ち取って2度目の対戦を制すと、続く3回裏も三者凡退。再登板後はわずか21球で2回パーフェクトに抑える好投を見せた。
この試合の菊池は計2回2/3、打者12人に対して47球を投げ、3被安打、1四球、3奪三振、2失点という内容。最速95.7マイル(約154.0キロ)を記録した。既に自身初の開幕投手を務めることが発表されており、約1ヶ月後の現地時間3月27日(日本時間28日)にホワイトソックスと対戦する。