◆ 塹江はプロ11年目で侍J初選出
3月5、6日に京セラドーム大阪で開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」の出場メンバーが14日に発表され、広島からは常廣羽也斗投手(23)、塹江敦哉投手(27)、矢野雅哉内野手(26)の3選手が選出された。
2026年3月の第6回WBCを見据えた強化試合。先発陣では宮城大弥(オリックス)、今井達也(西武)、種市篤暉(ロッテ)と2ケタ勝利経験者も多い中、常廣は1年目の昨季、わずか1勝で異例の抜擢。潜在能力を見込まれた右腕は球団を通じ「このような評価をしていただいた事に感謝して、チームのために精一杯投げます。応援よろしくお願いします」とコメントした。
塹江は昨季、自己最多の53試合に登板し防御率1.58をマーク。プロ11年目で初のトップチーム選出を果たした中継ぎ左腕は「このような貴重な機会をいただけたことを光栄に思います。しっかり自分の投球ができるように精進します」とコメントした。
矢野は4年目の昨季、正遊撃手として初タイトルとなるゴールデングラブ賞を獲得。こちらもトップチーム初選出となり「選んでいただきうれしく思います。日本代表のユニフォームを着てプレーすることは初めてなので、自分の持ち味の守備をしっかりアピールして、次回も選んでいただけるように頑張ります」と意気込みを語った。
侍ジャパンのメンバー28人は以下の通り(数字は背番号)。
【投手】
13 宮城大弥(オリックス)
15 曽谷龍平(オリックス)
16 種市篤暉(ロッテ)
17 常廣羽也斗(広島)
19 齋藤友貴哉(日本ハム)
21 橋本侑樹(中日)
26 大津亮介(ソフトバンク)
28 河野竜生(日本ハム)
36 塹江敦哉(広島)
40 杉山一樹(ソフトバンク)
48 今井達也(西武)
69 石井大智(阪神)
【捕手】
27 岸田行倫(巨人)
50 山本祐大(DeNA)
62 海野隆司(ソフトバンク)
【内野手】
3 大山悠輔(阪神)
4 吉川尚輝(巨人)
6 森敬斗(DeNA)
7 長岡秀樹(ヤクルト)
8 佐藤輝明(阪神)
31 太田椋(オリックス)
33 廣瀨隆太(ソフトバンク)
61 矢野雅哉(広島)
【外野手】
38 髙部瑛斗(ロッテ)
53 水谷瞬(日本ハム)
55 細川成也(中日)
58 梶原昂希(DeNA)
66 万波中正(日本ハム)