セ・リーグの“92年世代”のかつての守護神たちが、再び抑えの座に返り咲き、抜群の存在感を発揮している。
92年10月2日生のDeNA・山﨑康晃は18年から2年連続最多セーブに輝くなど、長年DeNAの勝ち試合の9回を務めてきたが、近年は24年が4セーブ、昨季が1セーブと抑えのポジションを奪われていた。
今季は開幕から勝ち試合の9回に君臨し、9セーブ、防御率は1.59。奪三振率は9.53を記録し、ストレート、ツーシームで三振が奪えている。9日の阪神戦では1回を2奪三振で試合を締めた。
もう一人は、92年8月10日生まれの広島・中崎翔太だ。中崎は16年から広島がリーグ3連覇した時の守護神で、16年に34セーブ、18年には32セーブを挙げた。19年以降は抑えの座を失い、21年以降は栗林良吏が守護神を担った。中崎はビハインドゲーム、勝ちゲームのリリーフなど、勝ち試合の9回を投げる機会がほとんどなくなった。
昨季も51試合に登板して防御率2.36、14ホールドもセーブは1度もなかった。今季は栗林の先発転向に伴い、森浦大輔が開幕直後は抑えを務めていたが、苦しい投球が続き、中崎が勝ち試合の最後を務めている。チーム状況が苦しく、5月に入ってセーブは1度もないが、ここまで4セーブを挙げている。
若い世代が活躍する中で、92年世代の山﨑、中崎の2人がシーズン通して、抑えのポジションで躍動して欲しいところだ。