中日・井上一樹監督

オープン戦
● 阪神 4 - 7 中日 ○
<3月5日 甲子園>

 沖縄キャンプから引き続き“ポジティブ・バトル”をテーマに掲げる中日は、オープン戦4連勝(2敗)。昨シーズン0勝10敗1分けと一度も勝てなかった甲子園で、野手陣がアピール合戦を繰り広げた。

 まずは初回、3番に入った板山がオープン戦1号ソロを右翼席へ運び先制。2回は7番・鵜飼の中前打などで一死二、三塁の好機を作り、9番・樋口が左中間への2点適時二塁打を放ち2点を加えた。

 3回は4番に入った福永が中前打で出塁したあと、5番・中田が左中間を深々と破る適時二塁打を放ち4点目。4回は一死二、三塁で福永が中前2点適時打を放ち、4回まで毎回得点を記録した。

 7回は樋口が3打点目となる押し出し四球を選び7点目。福永は4打数3安打2打点、9回には途中出場のドラフト4位・石伊(日本生命)がオープン戦初安打となる右前打を放つなど、鬼門だった敵地で11安打7得点をマークした。

 投手陣は開幕ローテ入りを狙う3投手がそれぞれ3イニングを消化。先発の涌井は3回8安打3失点、2番手の柳は3回4安打1失点、3番手の大野は3回2安打無失点の結果だった。

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