◆開幕ローテ入り内定も…課題の残る内容
ソフトバンクに新加入した上沢直之投手(31)が16日、日本ハムとのオープン戦(みずほPayPay)に先発登板。9安打に加え4盗塁を許すなど5回5失点で降板した。
移籍後、古巣と初対戦となった右腕。その立ち上がり、一死から2番・矢澤に右前打を許すと、すかさず二盗を決められ一死二塁のピンチを招いた。続く3番・松本剛には左前打を許すと、ここも二盗を決められ一死二、三塁。4番・吉田には右犠飛を許し先制点を失った。
2回は一死から7番・伏見、8番・上川畑、9番・水野に3連打を浴び満塁の大ピンチ。1番・五十幡は遊ゴロ(本塁封殺)に仕留め二死まで漕ぎつけたものの、続く矢澤に中前2点適時打を浴び3失点目となった。なおも一死一、二塁で、二走・五十幡、一走・矢澤に重盗を許し再び二死二、三塁のピンチ。松本剛は見逃し三振に仕留めたものの、この回だけで4安打を集中された。
3回は先頭・吉田に許した三遊間へのゴロを、遊撃・川瀬が上手く処理できず記録は内野安打。続く清宮には右前打を許すなどこの回も一死二、三塁のピンチを招き、伏見に中前2点適時打を浴び5失点目となった。
4回と5回はゼロを刻んだものの、古巣相手に5回85球、9安打5失点、5奪三振1四球と苦戦。さらに計4盗塁を決められるなど、課題の残る登板となった。