ロッテの茶谷健太が20日に今季初昇格を果たした。
茶谷は23年と24年、2年連続でシーズン通して一軍でプレーし、24年にシーズン自己最多の88試合に出場したが、昨季は43試合に出場して、打率.222、2打点だった。
今季は開幕を二軍で迎え、3月14日の日本ハム二軍開幕戦で1安打、1四球、3月29日のオイシックス戦で3安打1打点と、打率.538の活躍を見せていたが、4月3日のオイシックス戦を最後に一軍出場がなく、5月29日に兵庫県内の病院で『内視鏡下分離部除圧術』を行った。
7月30日のロッテ浦和での練習日では全体練習に参加し、打撃練習、ノックはファーストで受け、7月31日のヤクルト二軍戦で実戦復帰。8月9日の巨人二軍戦で復帰後初安打を放ち、11日の日本ハム二軍戦では2安打した。
現在のバッティングについて8月18日の二軍練習後の取材では、「やっぱりまだまだ見えていない部分というか、間に合っていない部分とか、遅れているのが結構あるので」とポツリ。「なんとかそれを取り戻せるようにやっていきたいと思います」と前を向いた。
茶谷といえば、初球から積極的に打ちにいくのが持ち味だが、8月11日の日本ハム二軍戦、川勝空人が2ボール2ストライクから投じた7球目のカットボールを三塁打するなど、同日は第1打席が6球、第2打席が7球、第3打席が6球、第4打席が4球と、球数を投げさせる日もあった。打席で多く投手の球を見たいとかなどあったのだろうかーー。
「そうですね、実戦から遠ざかっているので、積極的に打ちにいった中で、追い込まれてからはしっかり粘れるようにと思ってやっています」
8月7日の巨人二軍戦からも守備もついており、ショート、ファーストのポジションで出場する。「本当に出させてもらっているので、出た時にチームにじゃないですけど、結果を残せるようにやっていきたいです」と謙虚に話した。
腰を手術してからの動きについて「まだ感覚というか、スピード感、間に合っていない感じがするので、そこを追いつけるようにやっていきたいですね」と課題を口にする。
茶谷は育成選手時代から結果を残すことで居場所を掴んできた。チャンスをモノにできる準備はできているのだろうかーー。
「今本当にやるしかない。残り試合も多いわけではないので、出た時になんとかできるように頑張っていきたいです」
内野の全ポジションを守れ、バッティングも初球から積極的に打ちにいき、昨季は一軍で2度の犠打機会全て成功させている。残り試合でチームの勝利に貢献していく。
取材・文=岩下雄太