オリックス・来田涼斗(写真=北野正樹)

 オリックスの来田涼斗外野手が、憧れる糸井嘉男さんの応援歌を引き継ぎ、安打を重ねている。
 
 「1打席目から気付きました。子どものころからファン。うれしすぎて、歌詞は全部わかっていましたからノリノリで頭の中で歌って、打席に立っていました」。初めて本拠地に響き渡った8月5日の楽天戦(京セラドーム)の試合後、地下駐車場で来田が声を弾ませた。
 
 「涼斗!燃えろ!燃えろ!涼斗!」 託された願い乗せて 振り構えたその腕で 頂へと繋がる 架け橋を創れ 「涼斗 涼斗 かっ飛ばせ 涼斗」 強烈な速い打球を 飛ばしたれ 腕力で 叩き込め 「涼斗!燃えろ!燃えろ!涼斗!」

1打席目は右飛に倒れたが、4回1死二塁から左前打を放ち同点の舞台を整え、7回は先頭打者として右前打を放ち、勝ち越しの口火を切った。以後の打撃も、8月16日の日本ハム戦(同)では今季3度目の1試合2本塁打をマークするなど、好調を維持している。

 オリックスジュニアでプレーした来田にとって、糸井さんは憧れの存在だった。2014年に首位打者に輝いたほか、3度の最高出塁率(2011、2012、2014年)、最多盗塁(2016年)などのタイトルを獲得。身体能力の高さから“超人”と呼ばれたレジェンドだ。「好きなところは全部です。すべてカッコよかったです。お話をさせていただいたこともありますが、面白くてめっちゃいい人。体は追いつけません、無理です。(成績では)ちょっとでも追いつきたいと思います」と来田。糸井さんも翌日に自身のXで「嬉しい」と書き込み、“後継者”の誕生を喜んだ。来田が直接、連絡を取った際にも「めっちゃ、喜んでくれました」という。

 来田は、明石商(兵庫)から2020年ドラフト3位でオリックスに入団。2年春の選抜準々決勝で史上初の先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打をマーク。プロ1年目には高卒新人として史上初のプロ初打席、初球、初安打、初本塁打の偉業を達成した。しかし、安定した打撃が残せず守備面の課題もあって層の厚い外野の壁に阻まれ、1軍で50試合以上出場したのは4年目の2024年から。今季は守備で再三美技を見せているほか、打撃面も向上した。状態が悪い時に走り打ちになるところを修正し、自分のスイングができるようになった。「変えたところは、走り打ちを止めたくらいです。その場で振れるようになったことが大きいと思います」

 打撃が安定したことで、好打を生んでいる。「落ち着いて打席に入れているのは、成長したところだと思います」といい、1試合2本塁打も「1本が出たら自然に気持ちが楽になるんです」と、相乗効果を明かす。

 三振も大幅に減った。三振率は、昨季の.281(135打席、38三振)から、8月18日現在で.164(219打席、36三振)と大幅に改善。「初球から仕掛けることができています。追い込まれるまでに、自分優位に勝負ができています」と胸を張る。「打率(18日現在.276)は気にしていません。積み重ねていくだけです。(2桁本塁打も)1本、1本自然に出たらいいと思っています」。自然体でキャリアハイを重ねる。

取材・文=北野正樹

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

岸田監督就任1年目の昨季は3位。投手陣では宮城、九里、山下、野手陣では西川、森、太田椋など、ソフトバンク、日本ハムに負けないだけのタレントが揃う。主力の故障離脱がなければ、リーグ優勝争いするだけの力を持っている。

「DAZN Baseball」は、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプラン(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できる。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】パ・リーグの全てを「パ・リーグTV」で遊び尽くす!

パ・リーグTV パ・リーグ見放題パック

パ・リーグ主催の全試合をライブ配信する「パ・リーグTV」。通常価格は月額1,595円(税込)ですが、各球団のファンクラブ会員なら月額1,045円(税込)とさらにお得なプランで利用可能だ。3試合同時視聴やマルチアングル機能、13年分のアーカイブなど、公式サービスならではの視聴体験が充実している

POINT

① パ・リーグ主催の全試合をライブ配信!交流戦も視聴可能!

3試合同時視聴マルチアングルなど、独自の高機能が充実!

③ 2012年以降のアーカイブも見放題。過去の名シーンを回想できる!

この記事を書いたのは

北野正樹

北野正樹 の記事をもっと見る

もっと読む