● 阪神 0 - 1 巨人 ○
<8回戦 甲子園>

 先発・菅野の快投もあり巨人が完封リレー。対する阪神も先発・秋山が7回1失点と好投したが、打線が最後まで得点できなかった。

 阪神は初回、一死二塁の好機を作るも、この試合前まで20打席無安打の3番糸井が二ゴロ。続く4番福留も中飛に倒れ先制できなかった。3回は一死二、三塁とこの試合最大の好機を作るも、ここでも頼みの糸井、福留が相次いで凡退。糸井は1点を追う7回にも二死一、二塁の場面で空振り三振に倒れ、この試合は4打数無安打。これで24打席連続無安打となった。

 今季好調な秋山は、この試合も立ち上がりから安定感抜群。6回まで巨人打線を3安打に封じ、三塁さえ踏ませぬ好投。しかし0-0で迎えた7回、二死無走者からピンチを招くと、8番小林に右翼線への先制適時打を浴びた。

 それでも続く二死二、三塁のピンチを凌ぎ、7回を5安打1奪三振で降板。しかし、打線が最後まで得点を奪えず、今季3敗目(3勝)を喫した。

 一方の巨人は、菅野が7回無失点の快投で12球団トップの6勝目(1敗)。8回以降はマシソン、カミネロとつなぎ、最後を締めたカミネロは12セーブ目を挙げた。

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