● 阪神 6 － 11 広島 ○
＜18回戦　京セラD大阪＞

　広島が連勝を「3」に伸ばし、優勝マジック「27」が再点灯。阪神は先発・小野が3回途中5失点と崩れ、球団新人のワースト記録となる開幕7連敗となった。

　小野は初回、1番田中、2番菊池に連打を浴びると、無死一、三塁から、3番丸に右翼席への先制3ランを浴びた。2回のピンチは凌いだが、3回は先頭打者の四球をきっかけに、再び無死二、三塁のピンチを招く。5番松山は球威のある直球で詰まらせたが、これが中前へポトリ。その後も6番エルドレッドに死球を与えるなどピンチを作り、3回途中5失点で降板した。

　阪神は2番手のメンデスも捕まり、4回の1イニングだけで6失点。この回は野手陣のミスもあり、早くも2－11とワンサイドゲームに持ち込まれた。

　打線は5番中谷の2点適時打、3番福留の13号3ランなどで6点を返すも、序盤の失点があまりにも重く大敗。首位・広島とのゲーム差は9.5に広がり、試合のなかった3位・DeNAとの差は2.5に縮まった。