SMBC日本シリーズ第1戦
○ ソフトバンク 10 － 1 DeNA ●
＜10月28日　ヤフオクドーム＞

　28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第1戦 ソフトバンク－DeNA戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「このゲーム展開の中で一番の大きなポイントは、エラーで出たランナーを1点で止めたところですよね。これはソフトバンクにガラッと流れが変わりましたから」と5回のピンチを1点で凌いだことがソフトバンクの勝利に繋がったと話した。

　ソフトバンクの先発・千賀は3点リードの5回、先頭の乙坂智が放ったゴロを二塁・明石健志の失策で出塁を許すと、続く倉本寿彦にライト前ヒットを打たれ一、三塁のピンチを招く。千賀は桑原将志の内野ゴロで1点を失ったが、柴田竜拓を右飛、ロペスを中飛に仕留め、無死一、三塁のピンチを1失点で切り抜けた。

　江本氏は「あのケースは2、3点取られる場面ですよ。ノーアウト一、三塁になりましたからね。1点で切ってしまうところが、流れを一気に止めてしまうというかね。逆にソフトバンクに流れが来たと思います」と振り返った。

　するとその裏、ソフトバンクはデスパイネ、柳田悠岐、今宮健太がタイムリー、川島慶三、甲斐拓也が押し出し四球を選ぶとなど、この回打者10人の猛攻で7得点を奪い試合を決めた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）