本塁打を放ちポーズをとるロッテのレアード=ZOZOマリン(C) KYODO NEWS IMAGES

 ロッテのレアードは、リーグトップの7本塁打を記録するなど好スタートを切った。

 昨季までプレーしていた日本ハムでの4年間は、3、4月の通算打率.212(382-81)、18本塁打、45打点とややスロースターター気味だったが、本塁打は早くも過去4年の3、4月の最多を上回る7本を記録する。特にこれまでのレアードは確実性の低いイメージだったが、今季は開幕から本塁打だけでなく安打も量産。開幕10試合を終えて、9試合で安打を放ち、そのうち4試合で複数安打をマーク。打点も10試合中8試合で挙げるなど、マリーンズ打線には欠かせない存在だ。

 シーズンが開幕してから10試合しか経っていなので単純な比較はできないが、日本ハム時代に比べてここまでは良いスタートを切ったといえるのではないだろうか。

▼ 日本ハム時代の3、4月成績
15年:25試 率.220(91-20)本4 点12
16年:28試 率.222(108-24)本5 点11
17年:25試 率.167(90-15)本5 点10
18年:25試 率.237(93-22)本4 点12

▼ 今季ここまでの成績
19年:10試 率.405(37-15)本7 点11

 レアードは「準備よく、ケガもなくしっかりとした開幕を迎えられたことが、前とは違うのではないかなと思います」と好スタートの要因を語る。

 打撃面でも日本ハム時代に比べて「一番は我慢強くなった」と話し、「しっかりと打てるボールというか、待つことができている。なので、辛抱強くできるようになった」と手応えを口にした。

 昨季までは広い札幌ドームを本拠地にしてプレーしていたが、今季からプレーするロッテのホーム・ZOZOマリンスタジアムは、ホームランラグーンが設置され、外野フェンスが最大で4メートルせり出すなど球場が狭くなった。

 そのことについてレアードは「球場自体は関係なく、自分自身は良いバッターという気持ちを持ちながらいつも打席に入っています。マリンスタジアムを見ると、やっぱりフェンスも近くなったし、自信をもって打撃ができている」と語った。

 春季キャンプ中には毎年シーズン30本を目標にしていると話していたが、このペースでいけば今季はシーズン自己最高の39本を大きく上回りそうだ。レアードは「自分自身がチームのために仕事をして、一日一日しっかりした打撃を心掛けて、1試合1試合頑張って、そうやって数字はついていくんじゃないかな」と話す。

 レアードが加入したことで打線の破壊力はアップし、チームに大きな効果をもたらしている。「チームメイトと一緒に良いシーズンを過ごしたいと思いますので、できることをしっかりやってチームの優勝に貢献したいと思います」。秋に仲間とともに歓喜の瞬間を迎えるため、レアードは武器である長打力でチームの勝利に貢献していく。

取材・文=岩下雄太

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