◆ 2回の打席では自ら勝ち越し適時打も…
カブスのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「9番・投手」で先発出場。4本塁打を浴びるなど6回途中7失点(自責6)で降板し、今季5勝目はお預けとなった。
ダルビッシュは初回、先頭のヤストレムスキーに右前打を許すと、一死後、3番・ロンゴリアに左翼席への先制2ランを浴びた。それでもその裏、カブスは2番・カステラノスの2ランで2-2の同点。続く2回は一死一、二塁の好機で、ダルビッシュ自ら見事なバスターで左前適時打を放つなど、4-2と逆転に成功した。
ダルビッシュは2回をテンポ良く3者凡退。3回は1番から始まる上位陣を3者連続三振に仕留め、前の回から4者連続三振とした。6-2とリードが広がり4回もテンポ良く3者凡退で終えたが、4点リードの5回、二死一塁の場面で、1番・ヤストレムスキーに外角に投じた変化球を左翼席へ運ばれた。
5回まで4失点も、打線の援護を受け勝利投手の権利を得たダルビッシュ。しかし7-4の6回、一死から失策で走者を出すと、6番・ボートにまたしても2ラン被弾。続くピラーには中越えソロを浴び、まさかの連続被弾で同点に追いつかれた。
ダルビッシュはここで降板。5回1/3で89球、4被弾を含む7安打8奪三振7失点(自責点6)の内容で、防御率は4.43に悪化した。