ロッテの土居豪人[撮影日=2020年1月24日]

◆ キャンプ一軍スタート

 「一軍スタートでいけるというのはチャンスだと思う。しっかりアピールできるようにやっていきたいです」。

 ロッテの2年目・土居豪人は、春季キャンプ一軍スタートとなった。このオフは「体づくりと、瞬発系の練習に重点をおいた」結果、92キロだった体重は95キロに。最終的には100キロを目指しているという。

◆ 24日の自主トレでブルペン入り

 ロッテ浦和球場で行った24日の自主トレでは、ブルペン入り。最速163キロ右腕・佐々木朗希が見学するなかでの投球練習となった土居は、「自分の方が球が遅いので…」と自虐的に話しながらも、ストレートやツーシームを中心に、力強いボールを捕手を務めた新人の佐藤都志也に投げ込んだ。

 「上(上半身)に意識をもっていかず、腰の回転を意識して投げている感じです」。昨年までは投球練習で、ボールが暴れていることが多かったが、この日はストレート、ツーシームともに捕手の構えたところにきっちりと制球されていた。

 土居は「感覚がちょっと掴めてきました」と話し、「体がちょっとずつできているので、そこかなと思います」と制球が安定した要因を自己分析した。「感覚と、もっと腰のキレをフェニックスぐらいの状態まで持っていけたら」と続けた。

 ストレートは昨年のフェニックス・リーグで、「球場の(スピード)ガンで、153キロが出ました」と自己最速を記録したが、「今は目の前の目安として55。ちょっとずつ自分で目の前の目標をクリアしていきたい」とまずは155キロを目指していく。

 また、フェニックス・リーグから投げ始めたツーシームについても「今年はツーシームをしっかり使っていきたいです。左バッターは外に投げてボテボテだったり、空振りを取ったりやっていきたいです」とシーズン中も投げていく考えだ。

 昨年のフェニックス・リーグをきっかけに、成長した姿を見せている土居。2月1日から始まる春季キャンプでは一軍スタートとなるが、そこでしっかりとアピールができれば、そのあとの遠征やオープン戦に一軍帯同するチャンスも十分にあるはずだ。まずは、2月1日に自主トレでやってきた成果を、首脳陣にしっかりと見せていきたい。

取材・文=岩下雄太

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