ニュース 2022.04.13. 17:18

おかえりロッテ・種市!二軍戦に復帰登板「リハビリの日々が自然と思い出されました」

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ロッテ・種市篤暉【撮影は2020年】
 ロッテの種市篤暉が13日、巨人との二軍戦(ロッテ浦和)で20年8月1日の楽天戦以来となる実戦のマウンドにあがった。

 プロ3年目の19年にチームトップタイの8勝をマークし、背番号を63から16に変更した20年は7月11日の西武戦後にリーグトップの奪三振数を記録すれば、同月25日の西武戦ではプロ入り初の完封勝利も飾った。

 種市は1年目からプロの世界で活躍するため、コーチや先輩に色々と話を聞き、自分の頭で考え実践。さらに野球日記で、試合で試した感覚、試合の中の状況、どのようなボールを投げたかを詳細に書いて、次の登板に向けた準備、自身の振り返りに役立てるなど、現状に満足することなく、常に上を目指す高いプロ意識を持つ。投球面だけでなく意識面でも、“エース不在”だったロッテ投手陣のなかで、“エースへの階段”を登っていた存在だったが、20年8月1日の楽天戦後に一軍登録を抹消されると、同年9月14日に横浜市内の病院でトミー・ジョン手術を受けた。

 長いリハビリを経て、この日が復帰登板。2-0の7回に登板した種市は先頭の菊田拡和に投じた1球目、150キロのストレートでファウルにすると、続く149キロのストレートで二ゴロに打ち取る。

 続く打者は20年途中までロッテでプレーしていた香月一也だ。香月に1ボールから149キロのストレート、151キロのストレートで空振りを奪い追い込むと、2ボール2ストライクから6球目のインコース152キロストレートで見逃し三振。マリーンズファンにとって、ロッテ浦和球場で当時一軍を目指し汗を流していた選手同士の対戦は、感慨深いものがあったのではないだろうかーー。最後は岸田行倫を134キロの変化球で三ゴロに打ち取り、1イニングを15球、0被安打、1奪三振、無失点に抑える投球だった。

 種市は登板後、球団を通じて「忘れもしない20年の8月1日、ZOZOマリンスタジアムでの楽天戦以来の実戦となりました。マウンドに上がった時に、これまでのリハビリの日々が自然と思い出されました。正直、苦しかったです。当時、肘がパンパンに腫れ上がっていたことを考えるとよく投げるまでになったと自分でも思いますし、ここまで支えてくださった皆様に感謝です。ものすごく嬉しいです。これからしっかりと投げていけたらと思います」とコメントした。

 “復活”への第一歩を踏み出した種市。ストレートは力強く、ボール球になったが、岸田に2ボール2ストライクから投じた6球目の外角150キロストレートは素晴らしい球だった。“ワクワクするストレート”を、またZOZOマリンスタジアムで投げる日もそう遠くないはずだ。その時を、楽しみに待ちたい。

文=岩下雄太

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