21年オフに育成契約となるも開幕前に支配下選手を再び掴み、ここ最近は一塁でのスタメン出場が増えた巨人・増田陸の“ガッツ”やその頑張りを高く評価する解説陣が多い。

　6月7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 西武－巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、増田について「プレースタイルを見ていて、1球1球に対する執念というか、1球も無駄にしないという、そういうプレーを感じる選手。当然自分も苦しんだ経験もあるなかで、ここでやっている喜びと同時に死に物狂いというか、執着心というか、それをすごく感じる選手。このスタイルをずっと続けていけると、やっていける選手に感じますね」と評価。

　増田は育成選手に落ち、再び支配下選手登録を掴み取った苦労人。野村氏は「悔しさを秘めた打席、プレーに見える。苦しかったでしょうけど、今のプレーに反映されているように見える。その悔しさを1球1球忘れないで貫いていくと、ボクはこのままやっていけるようにみえる選手に感じますね」と期待を寄せた。

　6月19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 中日－巨人戦』で解説を務めた真中満氏も「ジャイアンツも増田陸も非常に頑張っていますよね。ファーストでライバルが多い中、しっかりと結果を出していますのでね」と話した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）