千葉ロッテマリーンズ

谷繁氏、逆転Vを目指すロッテは「息を吹き返してきた」

ソフトバンク移籍が決まったロベルト・オスナ (C)Kyodo News

 1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-中日戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、同試合の中断中にパ・リーグ5位のロッテについて言及した。

 谷繁氏はロッテについて「ここへきて、去年、一昨年のしぶといロッテが出てきている。昨年、一昨年はマーティン、レアードの2人が打線を引っ張って点数を取っていたが、今年はほとんどあてにならない状態になった。ただ後ろの2人、オスナ、ゲレーロは強力ですよ」と救援陣のオスナ、ゲレーロの存在が大きいという。

 ロッテの救援陣は現在守護神・益田直也が一軍登録抹消中で、前半戦様々な局面で投げていた小野郁が新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱中。前半戦、勝ちパターンの7回を担当した東條大樹も、新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱していた時期があったが、現在は7回・唐川侑己、8回・ゲレーロ、9回・オスナの勝利の方程式を確立。

 谷繁氏が話したように8回・ゲレーロは160キロを超えるストレートを軸にねじ伏せ、9回・オスナも抑えに配置転換になってからも変わらず安定した投球を見せている。

 谷繁氏は「本当1点、2点取って勝って、それが条件ですけど、かなり(リリーフ陣は)強力ですから。ロッテが息を吹き返してきたなと」と話した。

 なおロッテは1日のソフトバンク戦に7-0で勝利し、4連勝で首位・西武と5ゲーム差に詰めた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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