○ アスレチックス 3 - 0 レッドソックス ●
<現地時間7月18日 オークランド・コロシアム>
レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が18日(日本時間19日)、敵地でのアスレチックス戦に「4番・指名打者」でフル出場。逆方向へ鮮やかな二塁打を2本放ったが、いずれも得点にはつながらずチームは完封負けを喫した。リリーフで1回無失点だったアスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)との対戦は実現しなかった。
吉田はイニング先頭だった2回の第1打席、アスレチックスの先発右腕・メディーナと対戦。2ボール後のシンカーを逆方向へ弾き返した打球は、瞬く間に左中間フェンスに到達する二塁打となった。無死二塁の好機を演出したが後続が凡退。先制点にはつながらなかった。
0-3と3点を追う4回の第2打席も逆方向へ二塁打。メディーナが投じた1ボール後の内角直球を流し打ち、がら空きの三塁線を打球が抜ける間に悠々と二塁へ達した。2打席連続二塁打で今季37度目のマルチ安打をマーク。再び一死二塁の好機を演出したが、ここも後続が倒れ無得点に終わった。その後の2打席は三ゴロ、中飛に倒れ、この日は4打数2安打。打率は.318となった。
レッドソックスは計5安打と打線が沈黙し、完封負けで連勝は「2」でストップ。吉田はチームでただひとり複数安打を記録したが、勝利にはつながらなかった。