エンゼルス・大谷翔平

● エンゼルス 3 - 8 ジャイアンツ ○
<現地時間8月7日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数2安打、1盗塁で1得点と奮闘を見せたが、チームは逆転負けで連敗が7に伸びた。

 初回の第1打席で中安を放ち、第2打席は一ゴロに倒れた大谷。3打席目は1点を追う6回裏、先頭で打席に入ると追い込まれながらもローガン・ウェブのチェンジアップをセンターに弾き返し、この日2本目の安打となる二塁打でチャンスメイク。二死からC.J.クローンの適時打で同点のホームを踏んだ。

 さらにミッキー・モニアクの安打に相手のミスが絡み、一塁からクローンが一気に生還。2-1と試合をひっくり返す。7回表には同点に追いつかれたが、直後の7回裏にルイス・レンヒーフォの適時打で勝ち越し。3-2と1点リードで9回を迎えた。

 ところが、4番手で登板したカルロス・エステベスが大誤算。安打と四球でピンチを招き、パトリック・ベイリーには適時二塁打を浴びて二者が生還。3-4と試合をひっくり返されてしまう。

 さらに申告敬遠と犠打で一死二・三塁となり、マーク・マティアスの適時打でさらに2失点。一気の4失点でKOされると、後を受けたアーロン・ループも相手の勢いを止めることができずに2失点。9回表に6点を失い、3-8と突き放された。

 一矢報いたい9回裏も三者連続三振であえなく試合終了。悪夢の逆転負けを喫したエンゼルスは今季ワーストの7連敗となった。

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