10回裏、サヨナラ本塁打を放った宇佐見(右端)を迎える中日ナイン (C)Kyodo News

○ 中日 2x - 1 広島 ○
<18回戦・バンテリンドーム>

 中日は劇的な逆転サヨナラ勝ちで2連勝。この3連戦を2勝1分けで勝ち越した。

 まず観客を沸かせたのは1番・岡林。初回に鮮やかなな左前打を放ち、球団記録を74年ぶりに更新する26試合連続安打を達成した。

 投げては先発の柳が立ち上がりから快投。四死球や失策での出塁はあったものの、広島打線をノーヒットに封じ込めテンポ良くゼロを並べた。9回のピンチも凌ぎノーヒット投球のまま27個のアウトを奪ったが、味方打線も無得点で試合は0-0のまま延長戦へ。立浪監督は10回のマウンドに守護神・マルティネスを送り、柳は個人でのノーヒットノーラン達成とはならならなかった。

 継投でのノーノー達成のチャンスは残されたが、10回二死からマルティネスが痛恨のソロ被弾。これが守護神にとって今季初の自責点となった。

 それでもその裏、先頭の4番・石川昂が同点の11号ソロを左翼席へ叩き込むと、続く宇佐見は3号ソロを右翼席へ。2者連続アーチで劇的なサヨナラ勝ちを収め、バンテリドームは熱狂に包まれた。

 試合後、岡林、石川昂、宇佐見に続き、柳がお立ち台に上がると場内は大歓声。柳は笑顔で「皆さんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました。ありがとうございました」ととぼけ、ファンの笑いを誘った。

 岡林の新記録達成に、幻に終わった柳のノーヒットノーラン。さらに、マルティネスの今季37試合目での初自責点に、2者連続アーチでの逆転サヨナラ勝ち。いろいろありすぎた一戦にSNS上では、「こんな試合ない」「感情ぐちゃぐちゃ」「後世に語り継がれる伝説の試合」などの声が上がっている。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】中日ドラゴンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

井上一樹新監督の下、3年連続最下位からの浮上を目指す中日。小笠原慎之介やライデル・マルティネスの抜けた穴をどう埋めるのか、また得点力不足の改善が上位進出のカギ!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む