● 広島 3 － 5 阪神 ○
＜17回戦・マツダスタジアム＞

　広島は手痛い逆転負け。首位・阪神とのゲーム差は再び8に広がり、同時に優勝マジック29の点灯を許した。

　広島打線は今季0勝3敗、29回2/3で1点しか奪えていない阪神先発・大竹に対し初回、4番・西川が右前適時打を放ち先制。逆転された直後の2回は、今季初めて一塁でスタメン出場した6番・坂倉が、左越えの適時二塁打を放ち2－4と2点差に詰め寄った。

　2点を追う6回は無死一、二塁で4番・西川の痛烈な一直が不運な併殺となったものの、二死二塁で5番・上本が中前適時打を放ち3点目。1点差に迫り、ようやく大竹をマウンドから引きずり降ろしたが、その後は阪神リリーフ陣に封じられた。

　先発の九里は援護点をもらった直後の2回、阪神打線に5安打を集中され一挙4失点。その後は粘り5回8安打4失点（自責点2）でマウンドを降りたが、2回の一挙4失点が重く5敗目（6勝）を喫した。