● 中日 2 － 8 阪神 ○
＜21回戦・バンテリンドーム＞

　阪神は9月負けなしの4連勝。貯金は今季最多を更新する29となり、優勝マジックを自力で14に減らした。

　阪神は3日のヤクルト戦（神宮）で右脇腹に死球を受けた近本が欠場。それでも初回、1番に入った森下が左前打で出塁すると、続く中野が右中間突破の適時三塁打を放ちスタートを切っていた一走・森下が悠々と先制ホームを駆け抜けた。その後も連続四球などで一死満塁とし、6番・ノイジーの痛烈な二ゴロが相手の適時失策を誘い2点目。さらに、7番・坂本の中犠飛で3－0とリードを広げた。

　3回はノイジーの右越え適時二塁打、8番・木浪の中犠飛で2点を追加。4回も佐藤輝の右越え2点適時三塁打、続くノイジーの左前適時打で3点を加え試合の大勢を決めた。

　打線の援護を受けた先発・西勇は、7回8安打2失点で6勝目（5敗）。白星は5勝目を挙げた6月27日の中日戦（甲子園）以来、約2ヵ月半ぶりとなった。