社会人野球日本選手権
● TDK 2 － 9 ENEOS ○
＜11月8日・京セラD大阪＞

　DeNAからドラフト1位で指名を受けたENEOSの度会隆輝が8日、第48回社会人野球日本選手権大会の1回戦、TDKとの試合（京セラD大阪）に「5番・右翼」でスタメン出場。2回に先制となるソロ本塁打を放つなど、チームの2回戦進出に貢献した。

　度会は2回の先頭で迎えた第1打席、TDK先発の佐藤亜蓮が投じたインコース低めの直球を見事に捉え、打球は右中間スタンドへ一直線。ソロ本塁打でチームに先制点をもたらした。しかし、その後の打席では快音が響くことはなかった。

　またこの試合ではオリックスからドラフト7位指名を受けたTDKの権田琉成が5回途中、一死一・二塁の場面でリリーフ登板。先頭に四球を与えるも、5番・度会を中飛に打ち取り二死満塁とする。しかし、続く6番・丸山に右翼スタンドへ満塁本塁打を浴び、ほろ苦い登板となった。

　勝利したENEOSは、同日に4－0でショウワコーポレーションに勝利した三菱自動車岡崎と13日に2回戦を戦う。