ニュース 2024.04.03. 15:20

ファームで打率.333のロッテ育成・藤田和樹「打撃練習の質、試合でのボールの見え方も変わってきた」堀コーチ、栗原コーチに感謝

無断転載禁止
ロッテ育成・藤田和樹(撮影=岩下雄太)
「球も速いですし、変化球のキレもいいですけど、なんとかついていけているのかなという感じがします」。

 ロッテの育成ドラフト4位ルーキー・藤田和樹(延岡学園高)は、ここまでファームに4試合に出場して、打率.333(6-2)をマークする。

 藤田は3月22日のヤクルトの二軍戦、レフトの守備から途中出場し9-2の8回二死一、二塁の第1打席、沼田翔平が1ボールから投じた2球目のインコース低めの111キロカーブをライト前に弾き返しプロ初安打。『9番・右翼』でプロ初スタメン出場となった3月31日の日本ハム二軍戦では、0-5の5回一死走者なしの第2打席、「ストレートが速いピッチャー。高校からも知っていた方なので、ストレートを意識して打席に立ったら、なんとかバットにあたってくれたという感じですね」と、柳川大晟が1ボール2ストライクから投じた5球目のアウトコース155キロの難しいストレートを逆らわずにレフト前に放った。

 バットコントロールが良く、プロの投手にしっかり対応している。「ロッテの打撃コーチの堀さん、栗原さんだったりに、すごい技術的なことを教えてもらって、インコースも苦ではなくなりましたし、どのコースも対応できるようになりました」。

 とはいえまだ高卒1年目、「球の質が全然違う。同じ140キロ、150キロでもボールの伸び、キレが違ったりする。そういうところは違いがあるのかなと思います」と、プロとアマチュアの投手の違いを肌で感じている。

 試合前の打撃練習では「今までの打撃練習は遠くに飛ばそうと思っていて、体が開いていた。そういう部分を堀さん、栗原さんに“もっとセンターから左中間をめがけて打ったら、体も開かずにどんな球も対応できるよ”と言われて、実践してみたらバッティング練習の質、試合でのボールの見え方も変わってきた。そういうところが良かったと思います」と、堀幸一打撃コーチ、栗原健太打撃コーチから“反対方向”への意識を教わったことがプラスに働いた。

 体づくりも春季キャンプの時に「体を大きくするというのもそうですし、中身の部分もしっかり鍛えていきたいなと思っています。今体重は82キロなので90キロぐらいは欲しいかなと思っています」と話していたが、体重はわずか1ヶ月半で5キロアップの87キロ。「ウエイトトレーニングもそうですし、管理栄養士さんの指導を受けながら食事もしているので、そういう部分ではしっかりできているのかなと思います」。体づくりも順調だ。

 「まずは1年目体を大きくするのがメインになってくる。体をパワーアップさせて、結果もついてくるものだと思っているので、基本は体づくりをやっています」。

 目指す選手は「長打が魅力的というか、そこに惹かれる部分があるので、そういう選手を目指したい」とレッドソックスの吉田正尚のような打者だ。吉田のような選手に近づくため、プロで戦う体を作り、打撃力を向上していく。

取材・文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西