● 巨人 0 － 2 阪神 ○
＜13回戦・東京ドーム＞

　阪神は完封リレーで2連勝。貯金は再び「4」となり、現時点で首位の巨人に0.5ゲーム差に迫った。

　先発のビーズリーは4回まで毎回ランナーを背負うも要所を締め無失点。8三振を奪うなど巨人打線に的を絞らせず、6回5安打無失点の好投でマウンドを降りた。

　2点リードの7回は2番手・石井が2つのアウトを奪い、打撃好調1番・丸の打席で岡田監督は桐敷にスイッチ。オールスターメンバーにも選ばれた左腕は二死一塁で丸を見逃し三振に仕留め、続投した8回も上位打線をキッチリと3者凡退に仕留めた。

　9回はゲラが無失点で締め10セーブ目（0勝3敗）。6回無失点のビーズリーは4勝目（1敗）を挙げ、防御率は1.49となった。

　打線は4回、先頭の1番・近本の中前打などで二死一、三塁の好機を作ると、5番・大山が左翼線を破る2点適時二塁打を放ち先制。その後は追加点を奪えなかったが、投手陣が2点リードを守り抜いた。