○ 巨人 4 － 0 阪神 ●
＜21回戦・東京ドーム＞

　巨人の戸郷翔征が14日の阪神戦、2試合連続完封勝利で9勝目を手にした。

　前回完封勝利を挙げた8日の広島戦から中5日での先発となったが、立ち上がりからスコアボードに0を並べていく。8回を投げ終えた時点で球数は116球となったが、９回もマウンドへ。先頭の中野拓夢にライト前に運ばれたが、森下翔太を右飛、佐藤輝明を中飛、大山悠輔を二ゴロで2試合連続完封勝利を達成した。

　14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－阪神』で解説を務めた山﨑武司氏は、「これは素晴らしいですよね。中5日、たった１日ですけど調整も大変だと思うんですよね。ストレートの走りもすごく良かったので、最後の勝負所で中5日でいける算段がついたのかなという気がしますね」と絶賛した。「ジャイアンツが戸郷、山﨑、菅野の3本柱がいますから、最後の詰めはこの3枚で回す勢いでいきますよね」と自身の見解を述べた。

▼阿部慎之助監督
「最後も志願して行ってくれたので、ほんと、大城もナイスリードだったと思います。はい。この一勝というのはすごく価値がある一勝ですし、これからの試合、全部がね価値があると思いますので、なんとか価値がある一勝を積み重ねていければいいかなと思います」

▼戸郷翔征
「いやぁー、あの、疲れました。はい。前回の阪神に6点取られて、不甲斐ないピッチングをしてしまったので、なんとかやり返そうと思って、完封で返せました。浅野さんが、打って頂いたので、これは完封するしかないぞと、先輩の意地で頑張りました。次も、完封目指して、頑張りたいと思いますので、ファンの方のご声援で、頑張れます、よろしくお願いします」

（ニッポン放送ショウアップナイター）