10日にニッポン放送で放送された広島－巨人戦（RCCラジオの制作）で解説を務めた天谷宗一郎氏が、巨人の菅野智之について言及した。

　天谷氏は菅野について「私も現役時代に菅野投手と何度も対戦したんですけど、歳を重ねるごとにレベルアップしている。入ってきた当初からレベルの高い投手であったことは間違いないんですけど、そこからいろんな投球フォームの変更、試行錯誤しながらだと思いますが、一つも無駄にしていないんじゃないかなというのが顕著に出ているピッチャーだと思いますね」と分析。

　また、天谷氏はこの日の菅野の投球について試合中、「ストレートの強さをすごく感じますよね。上から見ていてもそうですし、バッターの反応を見ていても、差し込まれたような打たされたファウルのケースが多いですね」と話した。

　大事な2位広島との首位攻防3連戦の第1戦に先発を託された菅野は、5回・57球を投げ、打たれた安打は僅かに1本、5奪三振、無失点。3－0の6回に打席が回ってきたところで、代打を送られ降板となった。菅野は今季ここまで、14勝2敗、防御率1.60と安定した投球を見せる。

（提供：Veryカープ！RCCカープナイター）