ブルペンで投球練習するロッテ・小島和哉[撮影=岩下雄太]

 「(ここまで4試合)あまり話にならないですけど、しっかりと自分と向き合ってやっていかないといけないなと思います」。

 ロッテ・小島和哉は、今季登板した4試合の自身の投球に全く満足していない。数字だけ見ると、4試合・24イニングを投げて、1勝2敗と黒星が先行しているものの、防御率2.63とまずまずの成績のように見える。

 昨季に比べて、今季は開幕してから4月20日の楽天戦まで小島の投球を支える球種のひとつであるカットボールをほとんど投げなかったり、4月5日の楽天戦ではそこまであまり投げていなかったチェンジアップを、0-0の8回二死二塁で伊藤裕季也に対し3ボール2ストライクの場面で投げ、空振り三振に仕留めるなど、長いシーズンを見据えてか、配球を変えているようにも見える。

 小島本人に確認すると、「そんなことはないですけど」と前置きをした上で、「毎年毎年対策をしてきて、(相手から対策)されているなと思うので、それに対して今まではこの球を使わなくても大丈夫だったけど、前回からカットボールも使うようになりましたし、バッターの狙いも毎試合変わってくるので、そこにしっかり適応していくのが大事かなと思います」と明かした。

 ここまで、右打者の被打率が.283(60-17)と打たれているが、3月28日のソフトバンク戦、0-1の3回二死二、三塁で正木智也に1ボール1ストライクから見逃しを奪った3球目のインコーススライダー、同日の0-1の4回一死二塁でリチャードを2ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた5球目のインコーススライダー、4月20日の楽天戦、0-2の4回一死二塁で村林に1ボール1ストライクから投じた3球目、見逃しを奪ったインコース134キロカットボールなど、右打者のインコースに投げるスライダー、カットボールは良い。

 小島は右打者への投球についてどう感じているのだろうかーー。

 「バッターにもよりますけど、長打を狙わず、逆方向に単打というのがここ最近多く打たれている。日ハム打線はどちらかといったら一発もありますし、そういうバッティングもできるバッターがすごく多いので、そこはその日の試合のその打席のバッターの狙いを早く読み取って、しっかり対戦できたらなと思います」。

 気になるのは、ストレートのスピードがあまり出ていないこと。前回登板の4月20日の楽天戦では初回からストレートは140キロ台前半のボールが多かった。「いいとは言えないですけど、少しずつ日に日に良くなっている感覚もありますし、スピードがあまり出ていないので、出そうとするんじゃなくて、しっかりとバランスよく投げることが大事かなと思います。原因もしっかり考えて課題も克服していこうとする中でも、焦らないことも大事だと思います」。

 小島は、14時から行われる日本ハム戦に先発する。「長いイニングをあまり投げきれていないので、長い回をしっかり投げたいですし、2試合前とか5回で代わっているので、話にならないので、その辺は1週間に1回の登板なので自覚を持ってやっていけたらなと思います」。1イニングでも長く投げ、チームの勝利を呼び込むような投球に期待したい。

取材・文=岩下雄太

この記事を書いたのは

岩下雄太

岩下雄太 の記事をもっと見る

【PR】U-NEXTで『SMBC日本シリーズ2026』をライブ観戦!

U-NEXT / 日本シリーズ

「U-NEXT」では、10月24日(土)に開幕するプロ野球『SMBC日本シリーズ2026』のうち、第1,2,3,6,7戦の最大5試合を見放題ライブ配信!

試合開始から終了までのライブ映像に加え、試合後のヒーローインタビューまですべて配信(見逃し配信も予定)。ライブ配信の時間に間に合わなかった方も、あとから好きなタイミングで名場面を見返せる。

U-NEXT月額プラン会員の方は追加料金なく見放題。はじめての方は、31日間無料トライアル登録で視聴可能。

シーズンの締めくくりとなる熱戦を堪能しよう!

POINT

① 日本シリーズを完全生配信(第1,2,3,6,7戦)

② 野球以外にも、映画・アニメなどの様々なエンタメコンテンツを視聴可能!

③ U-NEXT会員ならポイント利用で実質989円(税込)とお得に!

もっと読む