コラム 2017.09.06. 12:56

大逆転もある!? 2017年新人王は誰の手に

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2017年の新人王候補たち 左から源田(西武)、山岡(オリックス)、石川(ソフトバンク)、浜口(DeNA)、京田(中日)

成績以上に印象も重要なポイント


 9月に入り、ペナントレースはもう終盤戦。優勝&CS争いもある一方で、タイトル争いにも注目が集まりだした。なかでも今年は、新人王争いが白熱している。

 積み上げ系の記録である最多勝や本塁打王、そして数字で見れば一目でわかる首位打者や最優秀防御率のタイトルとは異なり、「新人王」こと「最優秀新人」は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当記者を5年以上経験している記者による投票で決まるものだ。そのため、明確な数字だけではなく、「チームの勝利に貢献した」「首位攻防戦で活躍した」といったような記者の「主観」も入ってくる。

 獲得できるチャンスはたったの一度きり。そんなある意味貴重なタイトルだけに、どの選手が獲得するのか気になるところだ。そこで、今季のセ・パ両リーグの新人王候補選手の成績をまとめてみた。


セ・パともに野手の新人王は21年ぶりの快挙


 9月5日終了時点のセ・パ両リーグの新人王候補の成績は以下のようになっている。

▼セ・リーグ投手
浜口遥大(DeNA)
18試合 9勝5敗 防御率3.34

畠世周(巨人)
8試合 5勝1敗 防御率3.04

星知弥(ヤクルト)
24試合 4勝7敗2ホールド 防御率4.73

鈴木翔太(中日)
15試合 5勝5敗 防御率4.17

三ツ間卓也(中日)
32試合 2勝1敗11ホールド 防御率2.30

中村祐太(広島)
11試合 4勝3敗 防御率3.88


▼セ・リーグ野手
京田陽太(中日)
122試合 打率.266 4本塁打 31打点 21盗塁

西川龍馬(広島)
80試合 打率.277 5本塁打 25打点 4盗塁

糸原健斗(阪神)
66試合 打率.259 1本塁打 24打点 1盗塁

大山悠輔(阪神)
54試合 打率.269 6本塁打 28打点 1盗塁

 今年のセ・リーグは、春季キャンプから即戦力候補として注目されていた京田陽太が期待通りレギュラーに定着し、ドラフト1位入団の割に注目度が低かった浜口遥大が先発ローテに食い込む健闘を見せた。

 このふたりのマッチレースという様相が強いが、後半戦に入ってからの京田は打率.225と失速。一方の浜口は防御率で見ると変わらないものの、後半戦は4試合で3勝1敗と荒稼ぎ。対阪神で3戦全勝というのも印象がいい。規定投球回に足らずとも、2ケタ勝利を挙げるようなら逆転はあるかもしれない。


▼パ・リーグ投手
山岡泰輔(オリックス)
19試合 7勝8敗 防御率3.13

石川柊太(ソフトバンク)
29試合 7勝3敗1ホールド 防御率2.60

森原康平(楽天)
39試合 2勝4敗13ホールド 防御率4.21

黒木優太(オリックス)
54試合 6勝3敗2セーブ25ホールド 防御率4.22

有吉優樹(ロッテ)
47試合 2勝4敗14ホールド 防御率2.83

平井克典(西武)
33試合1勝0敗 2ホールド 防御率1.29

高梨雄平(楽天)
34試合 1勝0敗2ホールド 防御率1.09

石川直也(日本ハム)
35試合 0勝1敗7ホールド 防御率3.40

近藤大亮(オリックス)
43試合 1勝0敗1セーブ17ホールド 防御率2.82


▼パ・リーグ野手
源田壮亮(西武)
122試合 打率.259 3本塁打 47打点 31盗塁

武田健吾(オリックス)
90試合 打率.295 2本塁打 13打点 0盗塁

 ドラフト時に5球団が競合した田中正義(ソフトバンク)が一軍登板ゼロ、史上初となるハズレ1巡目での5球団競合の末にロッテに入団した佐々木千隼が11試合で2勝7敗と振るわないなかで、西武の源田壮亮がショートのレギュラーに定着。連続フルイニング出場を継続しており、打率は.250前後をうろうろしているが、堅実な守備と共にリーグ2位の31盗塁&同じくリーグ5位タイの21犠打を記録するなど、打線のつなぎ役としても活躍している。チームも3位止まりとなると、昨年の茂木栄五郎(楽天)と似た成績でもあるだけに、逆転を許す怖さもあるが、現時点では新人王候補の筆頭と言えるだろう。

 源田に「待った」をかけるとすれば、オリックスの山岡泰輔やソフトバンクの石川柊太、楽天の高梨雄平と森原康平いったところか。しかし、昨年茂木を逆転した高梨裕稔(日本ハム)のように10勝を挙げる可能性がある山岡は、在籍するオリックスの自力CS進出が消滅している。楽天のリリーフコンビは急失速したチーム状況を考えると印象が良くなく、先発とリリーフで好成績を残している石川も印象という面でやや物足りなさを残す。

 そうなると、パ・リーグの新人王候補はやはり源田が最有力か。ちなみにセ・リーグが京田、パ・リーグは源田という具合にセ・パともに野手が新人王を獲得すると、96年の仁志敏久(巨人)&金子誠(日本ハム)以来の快挙となる。

文=福嶌弘(ふくしま・ひろし)

※数字は9月5日終了時点
※訂正:初出の際、「原辰徳(巨人)&石毛宏典(西武)以来」と記載していましたが、正しくは「仁志敏久(巨人)&金子誠(日本ハム)以来」となります。訂正し、お詫び申し上げます。大変失礼いたしました。

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