【第89回選抜野球大会】
○ 報徳学園　8 － 3　福岡大大豪 ●
＜3月29日　準々決勝＞

　29日2試合目、準々決勝の報徳学園と福岡大大豪の試合は、報徳学園が8－3で勝利した。

　1回表を三者三振で抑えた報徳学園は、裏の攻撃で一死二、三塁から4番・篠原が右安を放ち1点を先制。3回裏には一死一三塁から3番・片岡、続く篠原、6番・池上がタイムリーヒットを放ち、リードを4点に広げる。

　福岡大大豪も5回表に一死二塁から1番・久保田の打球を遊撃手が後逸する間に1点を返すが、直後に報徳学園も一死二三塁から暴投と5番・神頭の中安で2点を挙げた。

　その後、福岡大大濠も6回と7回に1点ずつあげるが、効率よく得点を奪った報徳学園がリードを守り切りった。

　福岡大大豪はエース三浦を休ませ、継投策に出たが実らなかった。一方の報徳学園は先発・西垣が6回1/3を投げて6奪三振と、自慢のフォークを武器に好投を見せた。